らいふはっくPonPon

『PonPonブログ』の筆者Ponzulerが、翻訳・英語学習・資格試験やその他トレンドについて語るブログ。

知らなきゃ損する!「工業英検」は2020年度から「技術英検」に変わる真実

2019年10月21日(月・祝)、日本工業英語協会から来たメールを何気なく開いて、衝撃のニュースを目にしました。それは、以下のような内容です。
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2020年度より「工業英語能力検定(工業英検)」を「技術英語能力検定(技術英検)」に名称等変更いたします。
(公益社団法人日本工業英語協会からのメールより。2019年10月21日17:00)

・・・なにぃっ!?三井生命が大樹生命に改名するとき並みの驚きでした!(微妙?w)
名前「等」が変更になるということで、実際どこがどう変わってしまうのかを以下にまとめたいと思います!刮目せよっ!!
(ホームページで説明されていた詳細を元に、お話します。)

なぜ工業英検は改名する必要があるのか?

なぜ「工業英検」は「技術英検」に改名しなければならないのか。日本工業英語協会によりますと、2つの理由がありました。
①当初は「工業」を名称に掲げていたものの、現在本試験が扱う領域が科学技術全般に広がっているから
②大学などで科学技術英語を扱う科目の名称に関して、「技術英語」という用語を用いる例が多くなってきたから。
と、いうことです。

「技術英検」になると、具体的に何が変更になるのか?

レベル構成

従来の「工業英検」のレベル構成は、最上級から順に
「1級」「2級」「準2級」「3級」「4級」でした。
そして、新しい「技術英検」のレベル構成は、
「プロフェッショナル」「準プロフェッショナル」「1級」、「2級」、「3級」です。
なんだかややこしいことになっています^^;元の準2級が1級になるだと!?しかも、プロフェッショナルに準プロフェッショナルとはなんぞやぁ!

実は、元の「工業英検」での1級・2級は実務レベルであり、テクニカルライティングや翻訳に関わる方向けであるため、「プロフェッショナル」・「準プロフェッショナル」に改名することになりました。
今までと大きく違う点は、この上級2つの試験について同じ問題を使用し、点数によってランクが分かれることです。

そして、元の準2級以下のレベルは「1級」、「2級」、「3級」となるわけです。つまり、現在「工業英検準2級レベル」の人は「技術英検1級」であるも同然なのです。聞こえが良いですね♪w

1級の記述問題が変わる?

また、「技術英検」の1級(「工業英検」の準2級)の記述式問題について、出題形式と配点が変わります。詳しくは、今後ホームページにて詳細が発表されますので、またわかり次第お伝えします。

1つ今の時点で言えることは、1級の「求められるスキル」に関して次のように書いてあることです。

科学・技術に関する英文を読むことができる。英文資料の要約、議事録、英文E-mail等の短文が書ける。
(工業英検の公式ホームページ https://jstc.jp/exam-tech/ より。)

確か今の「工業英検」準2級に要約問題はなかった気がするし、議事録なんて出てこなかったし、メールを書く問題なんてありませんでしたよね?これは、かなり大改造が起こる予感です・・・

2020年度以降、履歴書にはどう書けばいい?

工業英検時代に取得した級に関しては、「工業英検準2級」などと書きます。「技術英検」に変わったからと言って、「技術英検1級」書いてはいけません。

「技術英検」の気になる詳細は?

各レベルの概要・合格基準・受験料などについて説明します!

プロフェッショナル・準プロフェッショナル(同じ試験で、得点によりランク分け)

対象

実務で科学技術分野の英文に関わる方 ・技術者・研究者・翻訳者や翻訳者を目指す方向け。

合格基準

プロフェッショナル:合計で75%点以上の正解(150点以上)(ただし、得点が50%未満の問題が1つでもあると、合計得点に関係なく不合格
準プロフェッショナル:60%以上の正解(120点以上)

受験料

16,500円(税込)

試験時間

120分

1級・2級・3級

対象

科学技術分野の英文に関わる方、または興味のある方(技術系会社で働く方・技術者や研究者を目指す学生・翻訳者を目指す方など)向け。

合格基準

1級:合計で60%以上の正解 (120点以上)
2級:合計で60%以上の正解 (120点以上)
3級:合計で60%以上の正解 (120点以上)

受験料

1級:6,400円(税込)
2級:5,300円(税込)(団体受験は、4,800円(税込))
3級:2,600円(税込)(団体受験は、2,500円(税込))

試験時間

1級:80分
2級:70分
3級:60分

早速受けたい!新しい「技術英検」の第1回目はいつ?

(以下の内容は、2020/5/6に更新しています。)
記念すべき「技術英検」の第1回目は、工業英検時代からの通しで言うと第123回になります、2020年5月31日(日)実施のはずでした。
・・・が!新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりましたorz

最短で次に受験できる日程は、第124回の11月15日(日)です!!
受験申込は、9月1日(火)からです。

・・・とは言うものの、

今後の政府などの方針によって、緊急事態宣言がいつまで続くか、試験の協会側がどんな判断を下すかで
どうなるかわかりません^^;

(一個思ったんですが、工業英検って今まで土曜日のみの実施じゃなかったですか?それが、日曜日実施になっています。
ただ、次回第124回は11月15日(日)ですが、次の第125回は2021年1月23日(土)と土曜日実施もあるのです!(よくわかんないww))

まとめ

それでは、「工業英検」が「技術英検」に変わるポイントをおさらいしましょう!
・「工業英検」は、試験の扱う範囲が広まったことにより「技術英検」に改名する。
・レベル構成がプロフェッショナル、準プロフェッショナル、1級、2級、3級となる。
・元「工業英検」準2級の記述問題に変革の予感!
・「技術英検」第一回目は、2020年5月31日(日)実施→コロナの影響で中止。
 最短で次は、2020年11月15日(日)
・日曜実施の回もできた。

それでは、以後も「工業英検」、改め「技術英検」の情報にアンテナを張って過ごしていきます。

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